洗顔石鹸の種類は固形石けんと液体や乳液状の石けん
洗顔石けんの種類は大きく二つに分けられます。固形タイプの洗顔石鹸と
容器に入ったもの(クリームタイプ、ミルクタイプ、ジェルタイプ、練りタイプなど)です。 そしてさらに、アルカリ性、弱酸性のものに分かれます。
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固形洗顔石鹸と液体や乳液状の石けんの違いと特徴
固形洗顔石鹸はナトリウム石鹸、ジェルタイプはカリウム石鹸
この二つの洗顔石鹸は製法が異なり、それぞれ特徴があります。クリームタイプ、ミルクタイプ、ジェルタイプ、練りタイプなどのカリウム石鹸は「カリ石鹸」とも言います。表にまとめてみました。
洗顔石鹸の形状 | 石鹸の種類 | 製法・特徴 |
---|---|---|
固形洗顔石鹸 | ナトリウム石鹸 | 石鹸原料の油脂に水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)を反応させた脂肪酸のナトリウム塩です。 特徴→ ナトリウム石鹸は水に溶けやすい性質があります。浴室での管理には注意が必要です。 |
クリームタイプ、ミルクタイプ、ジェルタイプ、練りタイプなど | カリウム石鹸(カリ石鹸) | カリウム石鹸(カリ石鹸)は、水酸化カリウム(苛性カリ)と反応させた脂肪酸のカリウム塩 特徴→ カリ石鹸は水溶性があり液体状になります。 ナトリウム塩よりさらに水に溶けやすい性質があります。ということで容器に入っています。保存管理は簡単! |
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固形洗顔石鹸
現在、主流となって人気があるのは固形洗顔石鹸ですね。
固形洗顔石鹸には白い石鹸と透明の石鹸があります。
白いタイプの石鹸 ― 洗浄力が強くさっぱりした洗い上がりです。
透明の石鹸 ― 洗浄力は少し弱めですが、皮膚の余分な脂分を取らず保湿成分が多いので、洗顔後は比較的しっとりするのが特徴です。
最近では無添加、無着色といった固形洗顔石鹸なども増えてきて人気があります。泡立ち・美白効果がある成分を配合したものも大人気です。
洗浄力と肌への刺激
洗浄力が強いのは固形洗顔石鹸の方です。
洗浄力が強い分、肌への刺激も強くなるわけですが、「超敏感肌」「超乾燥肌」でなければ問題なく使えます。汚れを強力に取り除き、肌にとって必要な水分や油分を適度に残すような固形洗顔石鹸もたくさん開発されています。
カリ石鹸は、固形洗顔石鹸(ナトリウム石鹸)より脂肪酸が多く含まれているので、洗い上がりがしっとり!低刺激で保湿力が高いです。肌が弱い人・超乾燥肌・超敏感肌の方におすすめです。しかし洗浄力はあまりありません。
もっと詳しく・・・アルカリ性・弱酸性、無添加固形洗顔石鹸
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