朝は顔を洗わない！？

 

洗いすぎは肌に必要な皮脂・保湿成分まで奪ってしまう

肌のキレイな人に「どんなケアしてるの」と聞くと、決まって「何もしていない」という答えが返ってきます。何もしなくてもきめ細かい美肌の人がいます。
「肌質は遺伝する」とも言われていますが、そんな方は生まれ持った細胞が違うのでしょうね。うらやましいです

お金をかけて高価な洗顔料や化粧水を使ったから綺麗になるとは限りません。
何を使っても、時間をかけても、お肌の調子が良くならない、にきび・吹き出物がいっこうになくならない・・くすみ、たるみ、しわ・シミも益々増えてきた・・
そういう人　いますよね。
そういう悩みをお持ちの方、 もしかしたら何かを間違えていませんか？

それは過剰なスキンケアが原因かも？

肌のきれいな人＝「何もしていない」・・・・・・
これって意外とほんとだったりします。

朝、せっけん洗顔をやめると美肌になる！？

朝は顔を洗わない！？

洗いすぎは必要な皮脂・保湿成分を奪ってしまう！
私は、朝は洗顔料で顔を洗った事がありません。
遠い記憶では、幼少期に母親が熱いタオルを用意してくれて、渡されたタオルで顔を拭いていたような気がします。そのまま何十年も経ち、習慣で「朝は熱いタオルで顔を拭く」というのが続いています。大人になって、洗顔料を使って洗う友達を見ても、面倒だからやりませんでした。冬はこれに「寒いから」という理由が加わって、「顔を拭く」というより「顔をおさえる」「顔を温める」という感じになりました。または、ぬるま湯で軽く洗う程度です。朝から洗顔料を使って一生懸命顔を洗っている友達に「気持ち悪くない？」と聞かれたこともありましたが、気持ちいいで悪くはないですよ。

カリスマモデルの平子理沙さんも朝は顔を洗わず、蒸しタオルで数回顔を抑えるという方法でお手入れをしているそうです。
黒木瞳さんやはるな愛さんなどは、 洗顔料を使用せずに、ぬるま湯や水で洗顔してるそうです。 「ましゃ式洗顔法」と言って、福山雅治さんもぬるま湯での洗顔を行っているそうです。芸能人の方もたくさんいらっしゃるんですね。
話は戻って、うちでは、もちろん母も朝は洗顔料を使わない洗顔方法なのですが、70代なのにシワもほとんどなく綺麗な肌なのです。
私の同年代の友達にはすでに「シワシワ」の人もいますが、この私はまだシワはありません。
もちろん、個人差があって、合う、合わないはあると思うけど、この方法って「アリ」なのかなって感じです！

佐伯チズ式洗顔でもう肌は乾かない！？

美容アドバイザーの佐伯チズ先生も朝の洗顔には洗顔料を使うなと言ってますね。
夜きちんとお手入れしたら、朝の洗顔には洗顔料いらず！　ぬるま湯で優しく洗い流すだけで肌の水分・油分バランスが整って、メークも崩れにくくなります。過剰な洗顔は乾燥を招きます。それは、洗い過ぎが肌にとって必要な皮脂や保湿成分を奪ってしまうからです。その結果、小じわなどの老化を引き起こしてしまうのです。

自分の皮脂膜は天然のクリーム

腸に大腸菌や乳酸菌などの常在菌が存在するように、肌にも皮膚常在菌が無数にいるそうです。代表的なもものとして表皮ブドウ球菌　この菌は皮脂や汗を栄養源にしています。表皮ブドウ球菌は、有害な菌の侵入を防いでくれます。その上、皮脂や汗を分解して弱酸性の脂肪酸を作り出し、この脂肪酸が汗や皮脂と混ざり合うことで、肌の表面を弱酸性に保ち雑菌や病原体から肌を守ってくれているんです。

表皮ブドウ球菌は界面活性剤が大嫌い！
化粧品や洗顔料に含まれる「石油系合成界面活性剤」は化学物質です。この石油系合成界面活性剤は、人間の皮膚や粘膜細胞を通過して細胞まで到達してしまうそうです。あまりにもケアしすぎる人は、界面活性剤が皮膚に残留して表皮ブドウ球菌を活躍させることができないのかもしれません。
つまりは、ケアしすぎることによって、もともと備わっている自分の肌の皮脂膜（天然の美肌成分）を台無しにしているのです。
人間には天然の美肌成分が備わっているので、自分の皮膚にある天然美肌成分をダメにしないように、ケアしすぎないというのが美肌になる方法なのかもしれません。